世界一の映画製作本数を誇る映画大国・インド。庶民の楽しみとして親しまれてきた「歌って踊るマサラムービー」が、ハリウッドに負けぬ勢いで進化を遂げている。クオリティの高いアクション、VFX、ストーリー、演出……豪華絢爛な歴史絵巻から社会問題まで心揺さぶるインド映画の魅力をお楽しみください。
囚人ディリ
ビギル 勝利のホイッスル
ディル・ベチャーラ
きっと、またあえる
大量の麻薬を押収された犯罪組織が警察に報復の罠を仕掛けた。次々と警官が倒れる中、特殊部隊の隊長ビジョイだけが難を逃れる。仲間たちを救うには5時間以内に治療が必要だったが、そこは街から遠く離れた警察の保養地。タイムリミットが迫る中彼が頼れるのは拘留中の謎の男ディリだけだった・・・。
2019年:インド
出演者:カールティ、ナレーン、アルジュン・ダース
チェンナイの下町に住み、地域の人々から慕われているマイケルには、「ビギル(ホイッスルの意)」のニックネームで呼ばれた花形サッカー選手としての過去があった。込み入った経緯から、彼は友人の代わりに女子サッカーの州代表の監督となり、全国大会に臨むが、そこで過去の宿敵と再会する。
2019年:インド
出演者:ヴィジャイ、ナヤンターラ、ヨーギ・バーブ
甲状腺ガンを患う女子大生キジーは、骨肉腫で片脚を失った青年マニーとその友人で目の腫瘍で失明が近いJPと知り合う。自主映画を撮っている2人は、キジーにヒロインとして出演してほしいと依頼。やがてキジーとマニーは惹かれ合うが、彼らに残された時間はわずかだった。
2020年:インド
出演者:スシャント・シン・ラージプート、サンジュナー・サーンギー、サースワト・チャテルジー
受験生の息子が病院に担ぎ込まれたのをきっかけに、親世代になったかつての仲間7人が集まった。年齢を重ねていろいろ変化はあるが、泣いて笑ってバカをやったあの日の友情は変わらない。受験に失敗した親友アニの息子を励ますため、彼らは“負け犬時代”の奮闘を語り出す。
2019年:インド
出演者:スシャント・シン・ラージプート、シュラッダー・カプール、ヴァルン・シャルマ
M.S.ドーニー
ガネーシャ マスター・オブ・ジャングル
囚人ディリ
ディル・ベチャーラ
インドの地方都市で育った少年ドーニーは、学校でサッカーをしているところをスカウトされ、クリケットを始める。卒業後、インド鉄道で働きながらクリケットのプロを目指す彼は、やがてインド代表チームのメンバーに選出。キャプテンとして2011年W杯でインドを28年ぶりの優勝へと導いていく。
2016年:インド
出演者:スシャント・シン・ラージプート、デイシャー・パータニー、キヤーラー・アードヴァーニー
ムンバイで獣医業を営むラージは、母の10周忌に参加するため故郷のインド象保護公園へ赴く。幼なじみのシャンカラや象たちに迎え入れられるも、母の死をきっかけに父ディパンカルとは確執が生まれていた。
そのころ、象牙売買で一攫千金を得ようとする野生動物ハンターたちによって、保護公園の象たちに危険が迫っていた・・・。
2019年/インド
出演者:ヴィドゥユト・ジャームワール、プージャー・サワント、アシャ・バット