ここまで話してみて、チック・フリックな映画に共通しているのは、“極端な恋愛”とか、“極端なアクション”とか、“極端にきれい”とかじゃなくて、全部、程よい。だからすごく話せるみたいな感じですね。
それのくせに、なんかぬるくないんだよね。すべて標準点をクリアしてて、“平均的”って思わせといて、ちゃんと笑えたりとか泣けたりとかするわけだから、ぬるくないの。日本でそれやろうとすると、ぬるい映画ができて、「何なのこれは!」っていう感じになっちゃうんだけれども、なぜかハリウッドだとちゃんと盛り上がれる、山も谷もちゃんとあるっていう映画ができる。
歴史が違うのかなあ。
それはそうだと思う。娯楽の歴史が長いのよ。
観ていて感情が揺さぶられるから、話したいことがいっぱいになって、観終わったら友達と「話すわよー」みたいな感じですか?
(映画観ながら)「ここのこと後で話そう!」みたいなね。
そう。「あれはどうよ?」みたいなね。
『プラダを着た悪魔』だったら、いくらでも話せるもんね。
ねえ、もう。
きっと『マリー・アントワネット』もそう。
いや、絶対。
すごい楽しみ。
いけると思いますわ。
じゃあお正月映画で楽しみなチック・フリックスは『マリー・アントワネット』と――
『マリー・アントワネット』だね。
『マリー・アントワネット』。
あと『ドリームガールズ』。
早くやってほしい。
『マリー・アントワネット』観に行きたいよね。エスコートされてね。
えっ、ドレス着て?
もちろん。
ドレス着て観に行ったら劇場迷惑。
それでね、それで注目集めるわけじゃない。みんな女ばっかりねとか思ってさ。
でも男の子、来ないと思うよ、『マリー・アントワネット』。
そうね。でも男性の方もぜひ観ていただいて。女心を分かってくださーい。女心を分かるには、やっぱりチック・フリックを男性の方が観るのが一番。
ウマイこと言った!!
「男は敵だ!」みたいな話で終わったね・・・。
男の子も嫌がらないで、一緒に行けば勉強になるわよって、ことですね。
確かにね。
一緒に見てね。チック・フリック♪
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