E!が選ぶベスト50 女の子のためのサプリメント・ムービー 座談会

デート・ムービー♪

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でもそういう恋愛映画で、デート・ムービーと言われてるものでね、男の人が観に行っていいもので、女の子が駄目っていうの多くない?(主人公の)女の子に魅力があり過ぎるから駄目とかね。

現実に返った瞬間(彼女を見て)「えっ、この女かよ、(タバコ)プカー」って。

なんとなく自分とギャップを感じないぐらいの、嫌味じゃないぐらいの女優さんか、もしくは、突き抜けちゃって“はいはい、もうあなたは美しい、それはもうしょうがない”っていうようなぐらいの美人か、どっちかじゃないと。

駄目ですね。ジュリア・ロバーツとリース・ウィザースプーンの違いみたいな感じ。

それっだったら『ブリジット・ジョーンズの日記』は?ブリジットを観てると、ほっとする。

このくらいな感じだと、現実でも自分もがんばれるかも、みたいな。

現実との一体感を味わう。ダイエット、頑張れるわよ〜。

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恋愛映画を観ながらマッサージするんでしょう?

(手を擦りながら)この辺とか。

それ私、絶対いいと思う。

癒やされそうね。

ストレッチしたりとか。映画館で出来ないじゃないですか。

ねえ、確かに。

足湯とかにつかっちゃったりしながらさあ。ねえ、いいよね。

確かにね、映画館だと出来ないからね。

でも映画館でもこっそりね、足首回したりやってるよ。あと手のひらとか、やっぱ手のひらはすごくツボが集まってるから、もうとにかくハンドクリーム持っていって、マーサージ。最近だと『TANNKA 短歌』とか見ながら。

ファッション大好き

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スタイリングとかマネします?映画で。

影響は受ける。

スタイリング…『イン・ハー・シューズ』!

ああ、靴系の。

ジミー チュウでしょう。ジミー チュウは『プラダを着た悪魔』でもたくさん使われてた。ジミー チュウの素敵なの選んでるよね。お姉さんがクローゼット開けた瞬間、靴がブワーって。

先がとんがってて美しいピンヒールで、足を入れたとたん「はぁ、あたしのためにこいつは来たんだぁ」と思うと、目の前に靴を置いて、靴見酒すんの。

靴ってそういうものじゃない。やっぱり。

素敵だよね。

靴は(履かずに)持っとくだけ?って。

キャメロン・ディアスが、養老院のおばあちゃんたちのスタイリングしてあげるじゃない。あれが可愛かったから、私も実家のおばあちゃんにもやってみたいなとか思っちゃった。

何も才能がないと思われていた彼女に、おばあちゃんスタイリングの才能があったとは…

パーソナルスタイリストっていう、あのとき話題になりかけた職業だったじゃない? 
それとリンクさせたっていうのがすごい上手。
とてもいい映画だった。何かを見つけていくっていうことで、私なんかしょっちゅう今のまんまでいいのかなとか迷うんですよ。

夢探し。

そういう飽くなき向上心がいいんだね。

時代モノが心に響く時

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『マリー・アントワネット』もそうですし、日本なら『さくらん』みたいに、若い作家が、現代の感覚で昔の社会を映像化すると、同じ時代ものでも興味って変わりますか?

女の子って、デコラティブな様式美みたいなのが好きでしょ。今なら『さくらん』や『大奥』ですけれど、すごいちゃんと美術や衣装を作り込んでいるところで、絶対見たいなあと思う。『マリー・アントワネット』もね。

女の子って絶対、ドレス(を着たい)願望があるでしょう。例えばウェディング・ドレスとか…

そうそう。

私は、お仕事で何回か着ているけれど、それでも新作を見ると毎回、すごく着てみたいって思う。

って、なるよね。

そういうところでも『マリー・アントワネット』は絶対観たい。

あとは(監督の)蜷川実花さんって、写真家として、とっても独特の世界観を持っているで
しょう。だから蜷川さんが作る映像の世界も楽しみ。何ていうのかなぁ、写真という平面の世界が、どんなふうに映像という立体になるのか観てみたい。それに、土屋アンナさんみたいな、現代のアイコン的な人が主演だというところも面白いですよね。

ミュージカルでデート?

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話が変わりますが、ミュージカルって、デートにどうなんでしょう。

それはね、一番試されると思うよ。それはタモリさんも言ってますけど、ミュージカルが嫌いな人っていうのがいるわけですよ。ミュージカルっていうものを毛嫌いする人たち。普通の舞台ですら“ちょっとね”と思うのに、ミュージカルって「まあ、それは〜♪」って。

何でも歌って、みたいな。

歌うことで物語が進行していくっていうのが許せないって人たちがいるから、『シカゴ』とかも駄目になっちゃう。でも最近ね、流行ってる音楽伝記モノみたいな、『レイ』とか『ビヨンドtheシー 』とかね。あの辺だったら、普通に「このミュージシャン知ってる?じゃあ一緒に見に行こう」みたいに誘いやすい。来年公開だけど『ドリーム・ガールズ』とか。

すごい見たい。

ビヨンセ主演。歌姫のビヨンセが、歌姫のダイアナ・ロスを演じるという。ブロードウェイ・ミュージカルの脚本をそのまま映画化したものだから、ミュージカル好きは「待ってました!」みたいな。でも、知らない人だったらミュージカル映画って言わないでダイアナ・ロスの映画とか、ビヨンセの映画とか。

ビヨンセから入るの、今っぽいかもしれないですね。

今っぽいのはビヨンセですね。でも歌うのは思いっ切り、60年代モータウン・サウンズなんですけども。

それ聞きたいから観に行きたい。

サントラがすごく宜しいでございますよ。

原曲なの?

オリジナルがほとんど。

シュープリームスの?

映画とミュージカル・オリジナルものばかり。キャストがちゃんと歌ってる。
ビヨンセもバンバン歌って、エディ・マーフィも歌ってます。

やっぱりイケメン男優、大好き

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男優で映画を選ぶことってない?

リチャード・ギア。『プリティ・ウーマン』見てから、ずっと好き。

ハンサムさんが好きなんだ。

ハンサムですよね。

でも現実の世界とは違うのよね。リチャード・ギアは、夢がある顔してるよね。いい味出してる感じ。

すごい個性的かどっちかだね。

中からにじみ出るものがいい。でもジム・キャリーみたいに動くのも面白いかもしれない。

ジャック・ニコルソン。

そうそう、もう大好き。

・・・どんどん、どんどん高齢化してる、話が。

これから、注目したい俳優さんとか男の人とかいますか。

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ジョシュぅ。

ハートネット。

アシュトン・クッチャー。

かわいいですよ、実物。

夢見がちの子はいいね。

オーリー、オーリー(オーランド・ブルーム)。

オーリーはもう、とうが立ってるような気が。

うそ、本当?

実物見てご覧なさいよ。

見た見た。

おっちゃんじゃない、イギリスの。

えーっ、えーっ。

イギリス人って絶対にダイエットとか無縁な生活をしてるから。「ビール好き」みたいな。

コリン・ファレルは?

野獣ですね。あれは野獣ですね。

嫌いじゃなかっただけどね。

アイリッシュ顔って好きなのよ。

あっ、ヨシヒロさんにはイギリスブーム到来してんだもんね、たしか。

大ブーム!本当大好きなの、アイリッシュ顔。キーワードはアイリッシュ。

チック・フリックって、ぬるくない!

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ここまで話してみて、チック・フリックな映画に共通しているのは、“極端な恋愛”とか、“極端なアクション”とか、“極端にきれい”とかじゃなくて、全部、程よい。だからすごく話せるみたいな感じですね。

それのくせに、なんかぬるくないんだよね。すべて標準点をクリアしてて、“平均的”って思わせといて、ちゃんと笑えたりとか泣けたりとかするわけだから、ぬるくないの。日本でそれやろうとすると、ぬるい映画ができて、「何なのこれは!」っていう感じになっちゃうんだけれども、なぜかハリウッドだとちゃんと盛り上がれる、山も谷もちゃんとあるっていう映画ができる。

歴史が違うのかなあ。

それはそうだと思う。娯楽の歴史が長いのよ。

観ていて感情が揺さぶられるから、話したいことがいっぱいになって、観終わったら友達と「話すわよー」みたいな感じですか?

(映画観ながら)「ここのこと後で話そう!」みたいなね。

そう。「あれはどうよ?」みたいなね。

『プラダを着た悪魔』だったら、いくらでも話せるもんね。

ねえ、もう。

きっと『マリー・アントワネット』もそう。

いや、絶対。

すごい楽しみ。

いけると思いますわ。

じゃあお正月映画で楽しみなチック・フリックスは『マリー・アントワネット』と――

『マリー・アントワネット』だね。

『マリー・アントワネット』。

あと『ドリームガールズ』。

早くやってほしい。

『マリー・アントワネット』観に行きたいよね。エスコートされてね。

えっ、ドレス着て?

もちろん。

ドレス着て観に行ったら劇場迷惑。

それでね、それで注目集めるわけじゃない。みんな女ばっかりねとか思ってさ。

でも男の子、来ないと思うよ、『マリー・アントワネット』。

そうね。でも男性の方もぜひ観ていただいて。女心を分かってくださーい。女心を分かるには、やっぱりチック・フリックを男性の方が観るのが一番。

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ウマイこと言った!!

「男は敵だ!」みたいな話で終わったね・・・。

男の子も嫌がらないで、一緒に行けば勉強になるわよって、ことですね。

確かにね。

一緒に見てね。チック・フリック♪

倉本康子
倉本康子

雑誌「Domani」専属モデル。ムービープラスの新作映画情報番組「ほっとシネマ」をはじめ、モデルだけでなくタレントとして2007年から1月からTBS「世界ふしぎ発見」にも出演するなど多方面で活躍中。2006年11月には、オリジナルジュエリー‘Meteor’を立ち上げデザイナーとしても始動。

http://www.bloomingmarket.com/
meteor/profile/index.html

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よしひろまさみち
よしひろまさみち

編集・ライター。音楽誌、デザイン誌、ビデオ業界情報誌、女性誌の編集に携わった後、フリーライターに。映画・音楽など、雑誌を中心に執筆中。現在「Sweet」「ダカーポ」「TV Bros」「すてきな奥さん」「NIKITA」「GINZA」「この映画がすごい!」などで連載。

川村由紀
川村由紀

音楽、美容、旅、ファッション、映画などを題材に、ココロ豊かなライフモデルを提唱するフォトエッセイスト。ウェブマガジン「コトダマテレビ」にて執筆中。VENUS FLY TRAPP名義でDJ、音楽演出家としても活動している。

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