TV FESTIVAL DE CANNES|日本オフィシャル・ブロードキャスター|カンヌ映画祭スペシャル2015

5.24[sun]第68回カンヌ映画祭受賞結果発表!
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コンペティション部門
ディーパン(原題)

原題:DHEEPAN (原題)
監督:ジャック・オディアール
出演:ヴァンサン・ロティエ、マルク・ジンガ

Film Still © Paul Arnaud / Why Not Productions.
解説 脚本家から監督に転身したデビュー作『天使が隣で眠る夜』で1994年にカメラ・ドールを受賞、『つつましい詐欺師』で脚本賞を、『預言者』で審査員グランプリを受賞、フランス人監督で最もパルムに近い位置にいながら、前作『君と歩く世界』では無冠に終わったオディアールの4度目の挑戦。スリランカからフランスに逃亡、パリ郊外で管理人として働くことになるタミル族の戦士の運命を描く。出演はヴァンサン・ロティエ、マルク・ジンガら。
市場の法(原題)

原題:LA LOI DU MARCHÉ
監督:ステファヌ・ブリゼ
出演:ヴァンサン・ランドン

解説 新たな職を得て2年近い失業生活から抜け出せた51歳の中年男アランが仕事を続けるためにモラルの危機に立たされる。監督のステファヌ・ブリゼは1966年生まれ。『愛されるために、ここにいる』や『母の身終い』のシンプルで深みのある描写で知られる中堅のフランス人監督で、初のカンヌ出品。主演はブリゼとは3作目となるヴァンサン・ランドン。
マルグリットとジュリアン(原題)

原題:MARGUERITE ET JULIEN
監督:ヴァレリー・ドンゼッリ
出演:アナイス・デムスティエ、ジェレミー・エルカイム

解説 17世紀初めにノルマンディーの領主ラヴァレ家の兄妹が近親相姦の罪で処刑された事件の翻案。出演はアナイス・デムスティエ、ジェレミー・エルカイムら。ヴァレリー・ドンゼッリは1973年生まれの女優兼映画監督で、本作が5本目の長編監督作。日本では自身の実体験を元に監督・主演した『わたしたちの宣戦布告』やエリーズ・ジラールの『ベルヴィル・トーキョー』で知られる。監督としてはカンヌ初登場。
物語の中の物語(原題)

原題:IL RACCONTO DEI RACCONTI
監督:マッテオ・ガローネ
出演:サルマ・ハエック、ヴァンサン・カッセル、ジョン・C・ライリー

解説 グリム兄弟やシャルル・ペローの童話の原型が採録された17世紀イタリアの詩人ジャンバティスタ・バジーレの民話集を翻案したダークなお伽話を、サルマ・ハエック、ジョン・C・ライリー、ヴァンサン・カッセルら国際派スターの共演で描いたガローネ初の英語映画。ガローネはカンヌでは2008年の『ゴモラ』と2012年の『リアリティー』でグランプリを2度受賞している。
キャロル(原題)

原題:CAROL
監督:トッド・ヘインズ 
出演:ケイト・ブランシェット、ルーニー・マーラ、カイル・チャンドラー

解説 『太陽がいっぱい』の原作者で同性愛者だったミステリー作家パトリシア・ハイスミスの同名小説の映画化。1950年代のニューヨークを舞台に、よりよい生活を夢見るデパートの売り子が年上の人妻キャロルと恋に落ちる。主演はケイト・ブランシェット、ルーニー・マーラら。トッド・ヘインズは1998年に『ベルベット・ゴールドマイン』で芸術貢献賞を受賞した後はカンヌよりヴェネツィアに多く出品しており、本作で17年ぶりにカンヌのコンペに再挑戦。
黒衣の刺客

原題:NIE YINNIANG
監督:ホウ・シャオシェン
出演:スー・チー、チャン・チェン、妻夫木聡
公開日:秋

Film Still © SpotFilms
解説 2012年から何度かの中断を経て、ようやく完成したホウ・シャオシェン初の武侠映画。原作は唐代伝奇小説<聶陰娘>で、スー・チーがタイトル・ロールの女刺客を、チャン・チェンが幼なじみの節度使を演じ、日本から妻夫木聡が出演。ホウ・シャオシェンは1989年に『悲情城市』でヴェネツィア映画祭金獅子賞受賞。カンヌでは1993年に『戯夢人生』で審査員賞を受賞したあと、2005年まで連続で5監督作をコンペに出品。『黒衣の刺客』は10年ぶりのコンペ登場になる。現在はプロデューサー業や後進の指導に活動の中心を移しているが、アジアを代表する名監督である。
山河故人(原題)

原題:SHAN HE GU REN
監督:ジャ・ジャンクー
出演:チャオ・タオ、シルヴィア・チャン、チャン・イー

解説 女性教師と彼女に思いを寄せる2人の男性の運命を1999年、2014年、2025年の3つの時代から描く。出演はジャ・ジャンクー映画の常連チャオ・タオに、シルヴィア・チャン、チャン・イーら。ジャ・ジャンクーは1970年生まれの現代中国を代表する映画監督。2006年『長江哀歌』でヴェネツィア映画祭金獅子賞受賞、カンヌのコンペは本作で4度目、2012年に『罪の手ざわり』で脚本賞を受賞している。また、ジャ・ジャンクーはフランス映画監督協会から本年度「黄金の馬車」賞受賞者に選ばれ、監督週間で授賞式と『プラットホーム』の記念上映が行われる。
海街diary

四姉妹が織り成す清新でリアルな絆を描き、性別、世代を超えて熱狂的な人気を集めるコミック「海街diary」。この作品をどうしても自分の手で、と熱望し映画化に挑んだのは、2013年カンヌ国際映画祭審査員賞をはじめ数々の賞に輝いた『そして父になる』の是枝裕和監督。そんな是枝監督のもとに、今を咲き誇る女優たちが集まった。長女に綾瀬はるか、次女に長澤まさみ、三女に夏帆、異母妹の四女に広瀬すず。さらに、大竹しのぶ、堤真一、加瀬亮、風吹ジュン、リリー・フランキー、樹木希林と、日本を代表する豪華俳優陣による贅沢な共演が実現した。

原題:海街diary
監督:是枝裕和
出演:綾瀬はるか、長澤まさみ、夏帆、広瀬すず
公開日:6月13日(土)全国公開
公式サイト:http://umimachi.gaga.ne.jp

©2015吉田秋生・小学館/フジテレビジョン 小学館
東宝 ギャガ
解説 吉田秋生の<マンガ大賞2013>受賞作の映画化。15年前に家族を捨てた父親が死に、腹違いの妹を引き取って育てることになった三姉妹それぞれの生き方を、鎌倉の美しい四季と住人たちとの交流から描く。出演は長女・綾瀬はるか、次女・長澤まさみ、三女・夏帆、四女・広瀬すず、母親・大竹しのぶ、大叔母・樹木希林という豪華女優陣に、堤真一、加瀬亮ら。是枝裕和は4度目のコンペ出品で、2004年『誰も知らない』で柳楽優弥が男優賞を、2013年『そして父になる』で審査員賞受賞。世界で最も知名度の高い日本人監督の一人だ。
マクベス(原題)

原題:MACBETH
監督:ジャスティン・カーゼル
出演:マイケル・ファスベンダー、マリオン・コティヤール、ジャック・レイナー

解説 過去にオーソン・ウェルズ、ロマン・ポランスキーといった名監督が挑んだシェイクスピアの名作戯曲の映画化。マクベスにマイケル・ファスベンダー、マクベス夫人にマリオン・コティヤール他。監督のジャスティン・カーゼルは1974年オーストラリア生まれ。2011年にカンヌの批評家週間に出品された長編デビュー作『スノータウン』で国際映画批評家賞を受賞し、注目された新鋭。『マクベス』は2作目の長編で、コンペにはもちろん初登場。この後、同じマイケル・ファスベンダーと組んだ映画版『アサシン・クリード』が控えている。
ロブスター(原題)

原題:THE LOBSTER
監督:ヨルゴス・ランティモス
出演:コリン・ファレル、レア・セドゥ、レイチェル・ワイズ

解説 45日以内に相手を見つけられなかった独身者は動物に変えられて森に放されるディストピア的未来社会を描く。出演はコリン・ファレル、ベン・ウィショー、レイチェル・ワイズら。ランティモスは2009年にある視点賞を受賞した『籠の中の乙女』で世界中から注目を集めたギリシャの新鋭。2011年に『アルプス』でヴェネツィア映画祭脚本賞受賞。カンヌのコンペ初登場だ。
私の王様(原題)

原題:MON ROI
監督:マイウェン 
出演:ヴァンサン・カッセル、ルイ・ガレル、エマニュエル・ベルコ

解説 女たらしの男と彼を愛した若い娘の関係を描く。出演はヴァンサン・カッセル、ルイ・ガレル、エマニュエル・ベルコら。マイウェンは1976年生まれで、女優として『フィフス・エレメント』、『ハイテンション』などに出演。監督としては2011年に『パリ警視庁:未成年保護部隊』をカンヌのコンペに初出品し、審査員賞を受賞。女優のイジルド・ル・ベスコは妹、リュック・ベッソンとの間に1子がある。
私の母(原題)

原題:MIA MADRE
監督:ナンニ・モレッティ
出演:マルゲリータ・ブイ、ジョン・タートゥーロ

解説 エキセントリックなアメリカ人俳優を招いて新作に取りかかっている女性映画監督マルガリータと、入院中の母親、兄ジョヴァンニとの関係を描く。ナンニ・モレッティはユーモラスな人生観と、映画への真摯な取り組みで、世界中の映画ファンから愛されるイタリアを代表する監督。カンヌでは1994年『親愛なる日記』で監督賞、2001年『息子の部屋』でパルム・ドールを受賞。前回の『ローマ法王の休日』以来、4年ぶり7度目のコンペ出品。
サウルの息子(原題)

原題:SAUL FIA
監督:ラズロ・ネメス
出演:Géza Röhrig, Levente Molnár, Urs Rechn

解説 1944年のアウシュビッツ強制収容所で、死体を焼く仕事を言いつけられたユダヤ人サウルが、焼却炉の中から息子と思われる遺体を見つけ、ラビの手で正しく葬ろうとする。ラズロ・ネメスは1977年ブダペスト生まれのハンガリー人。『サウルの息子』は長編デビュー作で、これまで大きな国際映画祭に出品したことがない、まったくの新人。
若さ(原題)

原題:YOUTH
監督:パオロ・ソレンティーノ
出演:レイチェル・ワイズ、マイケル・ケイン、ジェーン・フォンダ

解説 アルプスの豪華ホテルにやってきた引退した老作曲家フレッドと友人で映画監督のミックが過ごす休暇を描く。出演はマイケル・ケイン、ポール・ダノ、レイチェル・ワイズら。ソレンティーノは1970年生まれで、『グレート・ビューティー/追憶のローマ』で2014年にアカデミー外国語映画賞を受賞したイタリアの新鋭。カンヌでは2008年に『イル・ディーヴォ』で審査員賞を受賞。2004年の『愛の果てへの旅』以来、長編作品はすべてコンペに登場するカンヌの常連だ。
ラウダー・ザン・ボム(原題)

原題:LOUDER THAN BOMBS
監督:ヨアキム・トリアー
出演:レイチェル・ブロズナハン、ジェシー・アイゼンバーグ、エイミー・ライアン、ガブリエル・バーン、イザベル・ユペール

解説 亡くなった女性戦争写真家の夫と2人の息子が、彼女の過去に隠された秘密に気づく。出演はジェシー・アイゼンバーグ、ガブリエル・バーン、イザベル・ユペールら。ヨアキム・トリアーは1974年生まれのノルウェーの映画監督。カンヌでは2011年に長編2作目の『オスロ、8月31日』がある視点部門で上映され、注目を集めた。本作が長編3作目でコンペに初登場となる。
シー・オブ・ツリー(原題)

原題:THE SEA OF TREES
監督:ガス・ヴァン・サント
出演:マシュー・マコノヒー、ナオミ・ワッツ、渡辺謙

解説 自殺の名所として知られる富士山麓の青木ヶ原樹海で、自殺志望のアメリカ人と日本人が出会い、再び生きる力を見いだすまでを描く。出演はマシュー・マコノヒー、渡辺謙、ナオミ・ワッツ。ガス・ヴァン・サントはすでに2003年に『エレファント』でパルム・ドールと監督賞をダブルで、2007年に『パラノイドパーク』で60回記念賞を受賞。本作が4度目のコンペ登場。現代アメリカを代表する名監督だ。
シカリオ(原題)

原題:SICARIO
監督:ドゥニ・ヴィルヌーヴ
出演:エミリー・ブラント、ジョシュ・ブローリン、 ベニチオ・デル・トロ

Film Still © Richard Foreman
解説 CIAの隠密作戦に加わり、メキシコの麻薬カルテルのボスに近づいたFBIの女性囮捜査官の苦悩を描く。出演はエミリー・ブラント、ベニチオ・デル・トロ、ジョシュ・ブローリンら。ヴィルヌーヴは1967年生まれの仏系カナダ人で、カンヌのコンペ初登場。『プリズナーズ』、『複製された男』で知られている。2010年『灼熱の魂』でアカデミー外国語映画賞ノミネートされた。また『ブレードランナー』の続編の監督に抜擢されたばかり。
クロニック(原題)

原題:CHRONIC
監督:ミシェル・フランコ
出演:ティム・ロス、ビッツィー・トゥロック、デヴィッド・ダストマルチャン

解説 末期患者の世話をする看護婦が患者と家族の絆を取り戻そうとする。出演はティム・ロス、ビッツィー・トゥロックら。ミシェル・フランコはメキシコの新進映画監督で、2009年に初監督作『ダニエルとアナ』を監督週間に出品。2012年にある視点部門に出品した2作目の『父の秘密』がある視点賞を受賞し注目された。このとき、審査員長だったのがティム・ロスだ。4作目でコンペに初挑戦する。
ヴァレー・オブ・ラヴ(原題)

原題:VALLEY OF LOVE
監督:ギョーム・ニクルー
出演:ジェラール・ドパルデュー、イザベル・ユペール、ダン・ワーナー

解説 半年前に死んだ息子から会いたいという手紙を受け取った両親が、無駄と思いつつも指定されたアメリカのデス・ヴァレーへ出かけていく。出演はジェラール・ドパルデュー、イザベル・ユペール。ギョーム・ニクルーは1966年生まれで、日本では『ストーン・カウンシル』で知られる。カンヌには初登場だが、ベルリン映画祭には2013年のコンペに『修道女』を、2014年のパノラマ部門に『ミシェル・ウレルベック誘拐』を出品。