TV FESTIVAL DE CANNES|日本オフィシャル・ブロードキャスター|カンヌ映画祭スペシャル2015

5.24[sun]第68回カンヌ映画祭受賞結果発表!

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Local Report|現地レポート

まつかわゆま

2015/05/24 11:49:20 UP

『キャロル(原題)』お揃いのレーシーなドレスで会見、ケイトとルーニー



1950年代、性的モラルに厳しく同性愛はタブーだったアメリカを舞台にしたパトリシア・ハイスミスの小説を原作にした映画。デパート店員のテレーズは有閑マダムのキャロルに出会い、2人は急速にしたしくなり、日常からの脱出を試み二人だけで旅に出る。
と、いうことは…質問はケイト・ブランシェットとルーニー・マーラのベッドシーンに集中した。が、そこは今までも果敢なヌード・シーンに挑んできた二人 、かる〜くいなす。「生まれてくるときはみんな裸でしょ。恥ずかしくなんかないわ。ヌードになることが特別な経験だとは思わないですね。この作品にとってはヌードもセックス・シーンも大切なもの。脱ぐか脱がないかは全く問題にならなかったわ 」とケイト。ルーニーも同意して「特別なことではないでしょう」と一言。「多くのアウトサイダーものはアンハッピーエンドだけれどこれは違う。そこが気に入っているのよ」ともう一言ケイトが付け加えた。
監督のトッド・ヘインズは『エデンより彼方に』でも50年代の同性愛をタブー視するアメリカ社会を描いている。「50年代の始めというのは戦争の後であり、ナショナリズムが高揚し、冷戦が始まっている時代ですが、その一方でポップカルチャーが広まっていく時期でもあります。モラルの転換期だったのですね。そんな時代のルックを表わしたくて、当時のガラスを使ったレンズを使用しました」
とろりとした深みのある映像美、細部までこだわった50年代の再現なども見応えのある一本。
記者会見に臨んだ二人の女優がそれぞれ黒と白のレーシーなドレスでコーディネイトしていたのも、映画に合わせてかも。それにしても、ケイトってホントに何を着てもにあうのよね、とためいきでちゃいました。

現地レポーター

マドモワゼル・ウオ子(特派員)
マドモワゼル・ウオ子(特派員)

性別は女。5月9日生まれ、神谷町出身。丸の内某ビル内水槽在住。カンヌ映画祭暦10年目!今年も不屈の精神でレポートに挑むわよ。チャームポイントは大きな瞳とバサバサなまつ毛。欠点は面食い。イケメンを見るとついつい目がハートに。好きな映画は「ズーランダー」。

立田敦子(映画ジャーナリスト)
立田敦子(映画ジャーナリスト)

大学在学中に編集&ライターの仕事を始め、映画ジャーナリストへ。「エル・ジャポン」「フィガロ」「GQ JAPAN」「すばる」「In Red」「キネマ旬報」など、さまざまなジャンルの媒体で活躍。セレブリティへのインタビュー取材も多く、セレブの美容・ファッション事情に精通していることでも知られる。

石津文子(映画評論家)
石津文子(映画評論家)

a.k.a. マダム・アヤ子。足立区出身。洋画配給会社、東宝東和に勤務後、ニューヨーク大学で映画製作を学ぶ。現在「CREA」「ELLE JAPON」「キネマ旬報」ほかに執筆。また作家の長嶋有氏と共に映画トークイベント「映画ホニャララ はみだし有とアヤ」を開催している。好きな監督はクリント・イーストウッド、ジョニー・トー、ホン・サンス、北野武、ビリー・ワイルダーら。

まつかわゆま(シネマアナリスト)
まつかわゆま(シネマアナリスト)

演劇に明け暮れた大学卒業後、女性誌編集者を経て映画ライターに。映画から時代を読むシネマアナリストをめざし、雑誌・テレビ・ラジオ・ウェブなどに書いてしゃべって四半世紀を超えました。東放学園講師など、先生業も。現在、大学院でドキュメンタリー映画を研究中、第三の青春を謳歌しています。著書に『映画ライターになる方法』(青弓社)、『シネマでごちそうさま』(近代映画社)など。

まんねん(特派員)
まんねん(特派員)

大学卒業後、約10年間TVCM制作に携わり、その後ムービープラスへ。自称映画好き。今年痺れたのは『セッション』。最近は、ダルデンヌ兄弟やテリー・ギリアム監督にインタビューするなど。7年ぶりにカンヌへ参戦。