アカデミー賞スペシャル2015 87th Academy Awards

2015年2月23日(月)にレッドカーペットのライブ中継過去受賞作 計19作品ほか関連番組を放送!
第87回アカデミー賞受賞結果発表!
衛生生中継!第87回アカデミー賞レッドカーペット
速報!第87回アカデミー賞
第87回アカデミー賞セレブ・ファッション一刀両断
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映画評論家 斎藤敦子のコラム「映画の処方箋」
2015/02/27 UP
『衛星生中継!第87回アカデミー賞レッドカーペット』
『バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』圧勝『セッション』大健闘の結果と授賞式の見どころ。
2月22日夜、ハリウッドのドルビーシアターで開かれた今年のアカデミー賞授賞式。レッドカーペットでは豪華なドレスと宝石に身を包んだスターが続々登場して華やかな映画のお祭りを盛り上げ、『バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』が作品、監督、脚本、撮影の4部門を制し、今年の顔となって幕を閉じた。

結果は、ほぼ予想通りで驚きは少なかった。前哨戦でショーレースを引っ張ってきた『6歳のボクが、大人になるまで。』が本命アカデミー賞までに失速し、結果としてパトリシア・アークエットの助演女優賞だけだったのと、昨年のサンダンス映画祭で彗星のように現れたデミアン・チャゼルの『セッション』が、J・K・シモンズの助演男優賞だけでなく、編集、録音を加えて3賞も獲得したのが意外といえば意外。ALSのホーキング博士を演じたエディ・レッドメインの主演男優賞、若年性アルツハイマーのジュリアン・ムーアの主演女優賞、プレビュー公演前日から本公演初日までを1シーン1カットで撮った撮影のエマヌエル・ルベツキの撮影賞は鉄板で、興行成績抜群だった『アメリカン・スナイパー』が音響編集のみで終わったのも、アカデミー会員のリベラル指向を考えれば、言わば想定内だ。………《 続きを読む
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2015/02/13 UP
『地上(ここ)より永遠(とわ)に』
60年前にアカデミー賞8部門を制した名作は今でも新しい
アカデミー賞月間ともいえる今月は、過去の受賞作を見て、賞の変遷について考えてみるのも面白いだろう。それに最適な1本が、フレッド・ジンネマンの『地上(ここ)より永遠(とわ)に』で、1953年に作品賞・監督賞を始めとする8部門を受賞した。もちろんその年の最多受賞作だ。

舞台は真珠湾攻撃前夜のハワイ。まだ戦争の影もない1941年の秋、オアフ島のスコフィールド兵舎のG中隊にプルーウィット二等兵(モンゴメリー・クリフト)が転属してくる。中隊長のホームズ大尉(フィリップ・オーバー)はボクシングの対抗試合に勝って名声を得ることに熱心で、さっそくミドル級のチャンピオンだったプルーを自分のチームに勧誘するが、前年、スパーリング中に誤って親友を失明させた彼は二度とボクシングをしないと申し出を断り、隊の下士官たちから陰湿なイジメを受けるはめになる。一方、大尉から中隊の仕事をすべて任されているウォーデン一等曹長(バート・ランカスター)は優れた下士官でありながら、大尉の妻カレン(デボラ・カー)と道ならぬ恋に落ちてしまう。隊内で孤立するプルーの友人は元の隊で一緒だったマジオ(フランク・シナトラ)だけだったが、マジオはデブという仇名の軍曹(アーネスト・ボーグナイン)といざこざを起こし、瀕死の重傷を負う…。………《 続きを読む
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2015/02/06 UP
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今年のアカデミー賞を占う。
世界最大の映画の祝典、第87回アカデミー賞授賞式がいよいよ2月22日に迫った。それに先だつ1月14日にノミネート作品が発表になったので、今年の賞の行方を占ってみよう。

今回の大きな特徴は、候補作の力が拮抗し、どの作品が受賞してもおかしくない、例年にない激戦であること。ノミネート数ではウェス・アンダーソンの『グランド・ブダペスト・ホテル』、アレハンドロ・ゴンザレス・イニャリトゥの『バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』が9部門でトップ、僅差でモルテン・ティルドゥムの『イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密』が8部門で続いている。

では、部門別に作品を紹介しよう。

作品賞には8本がノミネートされた。『アメリカン・スナイパー』は、イラク戦争の時に160人を射殺して伝説のスナイパーと言われたクリス・カイル(ブラッドリー・クーパー)の自伝の映画化で、クリント・イーストウッドの老練な演出が光る。『バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』は、その昔、“バードマン”というスーパーヒーロー役で一世を風靡した映画スター(マイケル・キートン)が、復活をかけてブロードウェイで舞台デビューをはかるが、代役として現れた天才肌の舞台俳優(エドワード・ノートン)にひっかきまわされる。プレビュー前日から初日までを、まるで1シーン1カットのように撮った野心作だ。

『イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密』は、これまでも何度か映画化された有名な暗号機“エニグマ”をめぐる物語で、今回は暗号解読に成功した天才数学者アラン・チューリング(ベネディクト・カンバーバッチ)の悲劇に焦点をあてている。『6才のボクが、大人になるまで。』は、6才の少年が18才になるまでの彼と家族の物語を、12年の歳月をかけて、まるでドキュメンタリーのように撮ったフィクション。『グランド・ブダペスト・ホテル』は、東欧の豪華ホテルを舞台に、富豪夫人の殺人事件に巻き込まれた伝説の名コンシェルジュとベルボーイの活躍を遊び心たっぷりに描いたコメディ。ジェームズ・マーシュの『博士と彼女のセオリー』は、天才物理学者スティーヴン・ホーキング博士(エディ・レッドメイン)の半生を妻ジェーン(フェリシティ・ジョーンズ)との関係から描いた感動作。『セルマ(原題)』は、人種差別の撤廃を訴えたマーティン・ルーサー・キング牧師を主人公に、1965年3月にアラバマ州セルマで起きた“血の日曜日事件”を映画化した正統派の佳作。デイミアン・チャゼルの『セッション』は、ジャズ・ドラマーを目指して名門音楽大学に入学した青年が、伝説の鬼教師(J・K・シモンズ)の狂気に満ちたレッスンを受けることになる、昨年のサンダンス映画祭グランプリ受賞作。

監督賞候補は、イニャリトゥ、リンクレイター、アンダーソン、ティルドゥムに、昨年のカンヌ映画祭で監督賞を受賞した『フォックスキャッチャー』のベネット・ミラーがエントリー。主演男優賞候補は、『フォックスキャッチャー』で金メダルを目指すレスリングチームのスポンサーとなる大富豪を演じたスティーヴ・カレル、伝説の狙撃手を演じたブラッドリー・クーパー、悲劇の天才数学者を演じたベネディクト・カンバーバッチ、難病の天才物理学者を演じたエディ・レッドメイン、まるで自分のような元映画スターを演じたマイケル・キートンの5人。主演女優賞候補は、ベルギーの名匠ダルデンヌ兄弟の『サンドラの週末』に主演したマリオン・コティヤール、リチャード・グラツァーの『アリスのままで』で若年性アルツハイマーに冒された言語学者を演じたジュリアン・ムーア、デヴィッド・フィンチャーの『ゴーン・ガール』で失踪する妻を怪演したロザムンド・パイク、ホーキング博士の妻ジェーンを演じたフェリシティ・ジョーンズ、ジャン=マルク・バレの『ワイルド(原題)』で1600キロのトレイルにチャレンジする女性を演じたリース・ヴィザースプーンの5人だ。

『セルマ(原題)』の監督エヴァ・デュヴァーネイと主演デヴィッド・オイェロウォが漏れ、候補者が白人一色になったことに抗議の声があがった今回のノミネート。昨年が『それでも夜が明ける』の年だったことを考えると、人種差別というより、単なる偶然だったように思う。

さて受賞予想だが、作品賞は文字通りの激戦で、私の好みは『バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』だが、賞を逃したとしてもエマニュエル・ルベツキの撮影賞は固いだろう。監督賞はイニャリトゥとリンクレイターの一騎打ち。演技賞は“難病もの”が高く評価される風潮からすれば、ホーキング博士のエディ・レッドメイン、アルツハイマー患者のジュリアン・ムーアが有力。悲劇の同性愛者を演じたベネディクト・カンバーバッチもダークホースだ。個人的には体重を20キロ増やして入魂の演技を見せたブラッドリー・クーパーにあげたいが、昨今のアカデミー賞はリベラルな作品が評価される傾向があるので、『アメリカン・スナイパー』は不利かもしれない。

日本関係では長編アニメ部門に、高畑勲の『かぐや姫の物語』、短編アニメ部門に堤大介&ロバート・コンドウ共同監督の『ダム・キーパー』がノミネートされている。
6000人のアカデミー会員が果たして何に(誰に)投票したか。結果は22日の夜(日本時間23日朝)、ハリウッドのドルビー・シアターで。
2014/12/05 UP
『アルゴ』
ベン・アフレックの才能が結実したスリリングな実話の映画化
『アルゴ』は1979年のイランのアメリカ大使館占拠事件の裏で、CIAが架空のSF映画の企画をでっちあげ、人質を救出したという嘘のような本当の作戦の映画化。2012年のアカデミー賞で作品賞、脚色賞、編集賞の3部門を獲得した。1979年11月、首都テヘランで、アメリカが身元を引き受けた元国王パーレビの返還を求めるデモが過激化、暴徒がアメリカ大使館内になだれこみ、大使館員と警備の海兵隊員約60名が人質にとられる事件が起きた。その際、領事部にいた6名が秘かに脱出、カナダ大使私邸に隠れることが出来たのだが、事件が長期化し、6名の存在が知られる危険が出て来た。国務省から協力を求められたCIAのジャック・オドネル(ブライアン・クランストン)は、人質奪還の専門家トニー・メンデス(ベン・アフレック)に白羽の矢を立てる。メンデスは“SF映画のロケハンのクルーにまぎれて6名を脱出させる”という奇想天外な作戦を思いつき、『猿の惑星』の特殊メイクでアカデミー賞を受賞したジョン・チェンバース(ジョン・グッドマン)に協力を求める。チェンバースは大物プロデューサーのレスター・シーゲル(アラン・アーキン)を仲間に引き入れ、二人で偽映画『アルゴ』の企画を立ち上げ、大々的に記者会見を行う一方、映画屋に化けたメンデスは6名を救出するため、捕まったら殺されるのを覚悟でイランに飛ぶ…。………《 続きを読む
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2015/01/07 UP
『いまを生きる』
追悼ロビン・ウィリアムズ(1951−2014)
昨年は高倉健と菅原文太という日本映画を代表する名優が物故した年だったが、ハリウッドでもロビン・ウィリアムズとフィリップ・シーモア・ホフマンという名優が世を去った悲しい年だった。高倉健と菅原文太の場合は、ある程度予測のできる“自然な死”に近かったと思うが、ウィリアムズとホフマンの場合はあまりにも突然で、“非業の死”という印象が強い。新年はまず不世出のコメディアン、ロビン・ウィリアムズを追悼し、彼が熱血教師を演じた『いまを生きる』を紹介し、優れた俳優でもあった彼の姿を偲びたい。いまを生きる』の舞台はバーモントの全寮制の名門校ウォルトン・アカデミー。1959年の秋、新学期を迎えた学院に二人の新顔が加わる。一人はトッド(イーサン・ホーク)という内気な転校生、もう一人はジョン・キーティング(ロビン・ウィリアムズ)という新任の英語教師だ。キーティングは最初の授業で教科書を破り捨てろと言い生徒たちを学院のホールに連れていき、昔の生徒たちの写真を見せ、青春を謳歌しろと言い、Carpe Diem(いまを生きろ)というラテン語を教える。厳格な父親(カートウッド・スミス)に反抗できない優等生のニール(ロバート・ショーン・レオナード)は、そんなキーティングに魅了され、………《 続きを読む
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2009/12/11 UP
『エクソシスト』
クリスマスはやっぱりホラー?
前回は、クリスマスはサンタクロースがプレゼントを配る日だなんて脳天気なことを書いてしまったが、もちろん、クリスマスで最も肝心なのはキリスト生誕の日、ということである。なぜ12月25日なんて半端な日に生まれたのか突っ込みたくなるが、それはさておき、キリスト教、信仰、神などの問題を考えるときにセットで登場するのが、神のアンチの存在、つまり悪魔である。神がいるから悪魔が生まれ、悪魔がいるから神の存在が尊く思える、いわば持ちつ持たれつの間柄。罰当たりな無神論者には、そんな気もする。けれども神と信仰が土台となっている文化、特に西欧では、キリスト教信仰が西洋人の精神構造と抜き差しならない関係になっており、そのことを最も良く表しているのが、ホラー映画なのである。なかでも、信仰の問題とがっぷり四つに組んだホラー映画が、ウィリアム・フリードキンの『エクソシスト』だ。“エクソシスト”とは、悪魔を祓う儀式を行う“祓魔師”と呼ばれる聖職者のこと。映画『エクソシスト』の悪魔憑き少女の恐ろしいイメージが先行して、なんだかまがまがしい存在のような気がするが、実は聖職者の位階の1つ。………《 続きを読む
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2012/01/06 UP
『パルプ・フィクション』
タランティーノ映画の“悪文”を楽しむ。
クエンティン・タランティーノほど衝撃的な登場をした映画監督はいないだろう。私が彼の映画を初めて見たのは1992年のカンヌ映画祭でコンペ外招待作品として『レザボア・ドッグス』が上映されたときだった。サンダンス映画祭での評判をひっさげてカンヌに乗り込んできたものの、ヨーロッパのプレスの反応は鈍く、彼の“ゴッドファーザー”モンテ・ヘルマンを従えての記者会見だったのに、全部で十数人くらいしか記者が集まらなかった。だが、その後の活躍はめざましかった。まずは『レザボア・ドッグス』が世界中で話題になり、ほぼ同時に『トゥルー・ロマンス』をトニー・スコットが、『ナチュラル・ボーン・キラーズ』をオリヴァー・ストーンが監督、それぞれ大ヒットとなり、たちまち世界の映画界をタランティーノ色で染めてしまった。1994年に監督2作目の『パルプ・フィクション』がカンヌでパルム・ドールを獲ったときには、2年前には閑散としていた記者会見場が立錐の余地のないほど人で溢れて、その鮮やかな出世ぶりに目が眩むような思いがしたものだった。………《 続きを読む
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2012/04/13 UP
『羊たちの沈黙』
サスペンス映画の方向を変えた傑作
『羊たちの沈黙』を初めて試写室で見たときのことを今でもはっきり覚えている。ヴァージニア州クワンティコの森が映し出されたファースト・カットで、これは傑作だと確信したのだが、その期待は裏切られなかった。その後、アカデミー賞主要5部門を受賞するという、サイコ・サスペンス映画としては異例の大成功を収めたばかりでなく、アンソニー・ホプキンス演じるレクター博士という特異なキャラクターが、その後のこの種の映画の方向をすべて変えてしまった。まさにエポック・メイキングな傑作である。映画は、クワンティコの森で訓練中のクラリス・スターリング(ジョディ・フォスター)がクロフォード捜査官(スコット・グレン)に呼び出されるところから始まる。行動分析課の主任であるクロフォードは、現在、女性を誘拐し、殺害して皮を剥ぐことからバッファロー・ビルと呼ばれる連続殺人鬼を追っていて、ヴァージニア大学で自分のゼミの学生だったクラリスに、監禁中の連続殺人犯ハンニバル・レクター(アンソニー・ホプキンス)に接触させ、事件解明に協力させようとする。………《 続きを読む
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2014/11/07 UP
『ロボコップ』
鬼才ヴァーホーヴェンを世に出した近未来SF映画の怪作
1987年に製作された『ロボコップ』は低予算B級映画ながら、公開されるや世界中で大ヒットし、オランダからハリウッドに進出したばかりの鬼才ポール・ヴァーホーヴェンを一躍メジャー監督に押し上げたばかりでなく、シリーズ化はもとより、アニメ、テレビ、コミック版まで作られ、吹越満のロボコップ演芸を始め、さまざまなサブカルで真似され、影響を与えた怪作である。舞台は近未来のデトロイト。警察の運営を委託された巨大企業オムニ社のジョーンズ副社長(ロニー・コックス)は、重役会議で新型巨大ロボットのプレゼンに失敗、部下モートン(ミゲル・ファーラー)のサイボーグ警官のアイデアが採用される。犯罪が横行する危険な西署に転任してきたマーフィ巡査(ピーター・ウェラー)は、ルイス巡査(ナンシー・アレン)と組んで市内をパトロール中に、警官殺しで悪名高い凶悪犯クラレンス(カートウッド・スミス)一味に遭遇、工場跡まで追跡するが惨殺される。………《 続きを読む
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2011/04/15 UP
『ロボコップ』
『ロボコップ』3部作が描く都市と人間の近未来
映画は時代を映す鏡である。ポール・ヴァーホーヴェンの『ロボコップ』が日本公開された1988年、時代はまだ昭和だった。おりしもバブル景気の真っ最中で、ソフトスーツを着たヤンエグ男とワンレン・ボディコン女が日本中を闊歩していた。株も不動産も天井知らずの右肩上がりで、投資は海外に向かい、ソニーによるコロンビア映画買収や、三菱地所によるロックフェラーセンター・ビル買収劇が起こって、アメリカから顰蹙を買った。『ダイ・ハード』でLAのナカトミ・ビルがテロリストに占拠され、現地法人のタカギ社長(ジェームズ繁田)があっさり殺されたりもした。映画『ロボコップ』の舞台は、そんな時代を元にして想像された近未来のデトロイトである。かつてはモーターシティと呼ばれ、自動車工業地帯として発展したデトロイトだが、60年代から治安が悪化、映画の中(設定は2010年)では、事態はさらに悪化し、民間企業オムニ社に警察経営が任されている。………《 続きを読む
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料理家 渡辺ひと美のカンタン!レシピ「おうちで映画ごはん」
2014/12/12 UP
ロシアの定番あったか料理
映画『アンナ・カレーニナ(2012年)』より
“野菜たっぷりシチー”
ロシアの文豪トルストイの長編小説が原作。美しいアンナ(キーラ・ナイトレイ)は若くして年の離れた政府高官の夫(ジュード・ロウ)と結婚し息子をもうけました。ある日アンナはモスクワで出会った若い騎兵将校(アーロン・テイラー・ジョンソン)に初めて“愛”を感じ、不倫の末に新たな子供を授かります。しかし掟を破ったため社交界からは締め出され、体面を重んじる夫からは離婚を許されず・・・。今回の料理は寒いロシアの家庭料理です。………《 続きを読む
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2014/05/16 UP
フライパン1つで出来る!
映画『ゴースト/ニューヨークの幻』より
“鶏肉のトマト煮込み 〜サワークリーム添え〜”
サム(パトリック・スウェイジ)とモリー(デミ・ムーア)が同棲を始めた矢先、サムは夜道で強盗に襲われ命を落とします。幽霊となったサムは、その強盗がモリーをも襲おうとしていることを知り、その危険をモリーに伝えるために、サムの声が聞こえる霊媒師(ウーピー・ゴールドバーグ)を巻き込むのですが・・・。テーマ曲の「アンチェインド・メロディ」が流れる2人の陶芸シーンが印象的。霊媒師が初めてモリーに電話をかけたとき、モリーがトマト缶とサワークリームで作っていた料理はきっと鶏肉のトマト煮込みだったのでは。………《 続きを読む
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2014/04/04 UP
最高の親友へ想いをこめて
映画『フォレスト・ガンプ/一期一会』より
“濃厚な海老のビスク”
青年フォレスト・ガンプ(トム・ハンクス)の激動の人生をロバート・ゼメキス監督が描いた感動作。「人生はチョコレートの箱のよう。食べてみるまで中身は分からない。」というフォレストの母の言葉通り、彼は“めぐり合わせ”に身を任せながら、どの時代も誠実に生き抜きます。戦後、亡き戦友ババとの約束通り海老獲り船を購入。大成功して得たお金をババの母へ贈ります。今回の料理はババの大好物の海老料理。料理人だったババの祖母も母も作っていた、あの大きな壷に入っていた料理はきっと美味しいビスクだったのでは・・・?………《 続きを読む
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2014/08/08 UP
あの秘密の隠し味は入れないで!
映画『ヘルプ 〜心がつなぐストーリー〜』より
“ミニーのチョコレートパイ”
人種差別が色濃く残る1960年代アメリカ南部。白人が黒人の味方をすることも、黒人メイドが意見を言うこともタブーだった当時に、ジャーナリスト志望のスキーター(エマ・ストーン)は、不当な仕打ちを受けているヘルプと呼ばれる黒人メイド達の“心の声”を本にして出版すべくインタビューを始めます。メイド達の告白の中には衝撃的な事実も!メイドのミニーはご主人様への仕返しに得意の絶品チョコレートパイに秘密の隠し味を入れたとか・・・。………《 続きを読む
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