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礼儀正しかった"ある国"のファン (2003.6.26)

『0011ナポレオン・ソロ』の人気がまさに最高潮だった頃、ロバート・ボーンとデビッド・マッカラムは、どこに行っても大勢のファンからの熱烈な歓迎を受けた。特にデビッド・マッカラムの10代の女性からの人気は凄まじく、彼がファンの前に現れる際には必ず警察のエスコートが必要なほどだった。ニューヨークのメイシーズ・デパートで行われたマッカラムのイベントには1000〜5000人程度のファンを予想していたところ、なんと1万5000人のファンが詰め掛け、あまりの混雑のため、失神する人が出るほどだった。危険な状態だということでイベントが中止されると、ファンたちは一斉にデパートから駆け出し、会場から脱出しようとしているマッカラムが乗ったパトカーを取り囲み、立ち往生させるというパニックぶりだった。

マッカラムの人気ぶりは海外でも同様だったが、ある国のファンは少し違った。マッカラムがプロモーションのため東京に現れたとき、他の国と同じように、大勢の熱狂的なファンが彼に向かって突進してきた。ところが、ファンたちは彼から2メートルぐらいのところで突然立ち止まると、みんなでおじぎをしたというのだ。スーパースターを目の前にしても礼儀を忘れなかった日本のファンたち。普段、ファンたちに追いかけ回されていたマッカラムにとっても、ちょっと気持ちのよい体験だったかもしれない。


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